来年度から
月26日(木)教育委員会臨時会で横浜市立の高校5校全てを平成16年度から単位制高校に移行することを決めました。
委員の質問Qと当局及び教育長の説明Aは大体次ぎのようなものでした。 単位制について Q単位制は学年区分がなく取りたい科目の単位をとっていく方法だということだが、好きな学科だけを取るという傾向はないか。 A全部選択ではない。必須科目は1部有る。学校の特色づくりは学年制より単位制の方が進めやすい。 Q目標の見えている生徒には単位選択はいいが目標が見えていない生徒には大変なのではないか。クラスやホームルーム、担任はいるのか。 A原則的にはクラスはある。在籍期間は3年から6年になる。1,2年の合同授業はある。
Q学区が広がると高校の人気、ランク付けにならないか。 Aならないともいえないがランクとは言わず「特色づくり」ということで努力していけばいい。それぞれの学校が特性を設定しオリジナリティをはっきすればいい。校長の自由裁量で公立高校の魅力を高める工夫を教育委員会もサポートしていく。 Q学区がなくなると影響が出るのではないか。 A現在実施の2校も、とんでもない所からは来ていない。市民なら行きたい所へ行ける。 Q中学に影響が大きいだろう。 A中学教育を抱えている立場からも検討していく。 入試選抜方法について Q推薦入学や前期選抜については、「生徒をがんばらせるひとつだけど3年生の後半でぐんと伸びる子どもの枠が狭くなるのでは? A選抜方法の多様化や尺度の多様化は教育の特色作りにかかっている。各学校は存続がかかっているのだから真剣に考えて欲しい。 教員採用試験の面接者に保護者を Q保護者を採用する理由は? A子どもの気持ちのよくわかる教師を入れたい。街とともに歩む教育をめざす。教員面接試験は7〜8人を1グループにして交代で教師、生徒になって授業をしてもらう。これまでは、事務局と校長合わせて3人で面接していたが、今回、保護者代表として市P連から面接者を入れたい。教員採用は人物評価重視で行く。いろいろな目で評価するため、いずれ「民間」からも面接者を入れていきたい。 教員の採用にかたよりは? Q中学の応募が多いと聞くが小学校へまわすということはないのか A将来のあり方として検討していく。教員の移動は納得しなければ異動しないというものではない。 タウンミーティング開催について A教育行政関係者と保護者、市民に参加を呼びかける。 南部方面は11月6日(木)平沼公会堂、 方面は11月21日(金)に青葉公会堂 いずれも午後6時30分開会。
6月になって新しく変わったこと
「会議録の承認」のところから傍聴できることになりました。小さなことですが前回までは入室できませんでした。これもずっと言い続けてきた成果です。 次に、インターネットホームページで教育委員会会議の告示及び議題を公表するようになりました。これは大きな成果です。広く市民に傍聴を知らせる以上、今後の取り組みは会議の議案書を傍聴者に配布させることです。これが1番難しいのですが・・・ 7月定例会は教育長の一般報告が議題になっていました。中田市長が迎えたという伯井教育長がどんなビジョンを示すのか構えて参加しましたが前回から今回までの一般業務報告でした。文部科学省の考えを推進する立場を示す一方、地方に莫大な負担を転嫁することなく財源の保障を求めたいという内容の話でした。これは審議案件でなく報告事項ということなので資料を配布して欲しいと申し入れましたが、やはりダメでした。帰りに情報公開で取る手続きをして帰りました。
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