臨時教育委員会が10月22日（火）に開かれました。

臨時教育委員会が有るか無いかは前週の金曜日にしかわかりません。市庁舎の掲示板に張り出されます。

急な傍聴のお願いでしたが４人が参加できました。

この日の案件は２件でした。

１件目・・市の文化財指定について

内容は旧家２件の指定と仏像の指定でした。教育委員は３つの指定文化財について予備知識があっての討議なのか全く知らずに話しているのか聞いている者にはわからず、聞き方によっては低次元の話だなあとつくづく思いました。

さて、2番目は来年の市立高校入学定員の決定についてでしたが、非公開でした。

いつもだと即刻、傍聴者は退場ですが、この日は委員長が非公開の理由を傍聴者の方に向かって話しました。

会議規則第12条（５）の、「その他傍聴を認めることにより教育行政の公正または円滑な運営に著しい支障が生じるおそれのある事項」により、非公開だというのです。会議場で「今の説明をプリントで配布してください。」といいましたら例のように「しっ」といわれましたが、外で担当課が傍聴者に同様の趣旨を説明しました。

非公開の理由を説明するなんて初めてのことです。ほんのわずかですが、傍聴の成果です。

しかし、入学定員については重大事なので、くいさがりました。29日記者発表、30日新聞発表ということを聞き出して帰りました。

荒木ゆみ子議員（共産党）によれば、13年度の教育委員会では、48件審議されたうち37件が非公開だという事です。これほど秘密な事ばかりでは公開制が疑われます。

この日、ちょうど、中学校診断テストの公金等の不正取り扱いが新聞で問題になっていましたので、当然この話題が出るものと考えていた人も居ました。この種の問題の討議や把握はどうなっているのか、教育委員会は横浜の教育事情の話をしなくていいのか、もっと監視しなくてはなりませんね。

前回のメモ記に書いた、教育委員の報酬は月額362000円と判明しました。業務の中身について納得いくまで調べてみたいと思います。