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横浜市立学校における教職員の配置

 実際 学校にどれだけの教職員がいるの?
小学校の場合(2004年度−平成16年度)

★ある小学校の例(A小)
 児童数約840名、

児童数    普通学級 個別支援学級(特殊学級) 学級数 計
約840名 24学級 2学級 26学級

校長
教員 28 教職員定数配当規準表による配当

教職員定数配当規準表では、学級担任+専科教員の配置は

普通学級数 教員 配置
  〜12学級まで 学級担任+2(副校長+1)
13〜20学級まで 学級担任+3(副校長+2)
21〜32学級まで 学級担任+4(副校長+3)
33〜42学級まで 学級担任+5(副校長+4)

★A小では24学級担任+副校長(教頭)+級外3
2個別学級担任
指導力方法の工夫など個に応じた教育の展開
 ○ティ−ムティーチングの導入等(T.T)(第6次定数改善計画)
横浜市では、ほぼ学級数の多い学校からT.T、少人数授業の教員を配置してきた。現在は全校にT,Tか少人数授業の教員のどちらかが配置されて、今年度から2巡目に入り、学級数の多い学校には、T,Tと少人数授業の教員がそれぞれ1名ずつ、計2名が配置されている。

2004年度の横浜市全体の配置人数(小学校)は

T.T 少人数 研究校
183 191 22 396
横浜市立小学校は354校なので40校ほどが複数配置となっていると考えられる。
少人数授業などきめ細かな指導を行う学校の具体の取り組みに対する支援(少人数授業)(第7次定数改善計画)

習熟度別指導の問題についてはここはクリック
0 研究指定としての小1年35人以下学級(詳しくはこちら↑)
横浜市全体で22校が実施
A小では該当せず
(32) 教員 計 
(A小の教員一人当たりの児童数は約26人)
養護教員 複数配置の拡充(小851人以上,中24学級以上複数配置)が進んでいる。(第7次定数改善計画)
他に、児童生徒の心身の健康への適切な対応を行う学校への加配
学校事務職員 27学級から複数配置。

それ以外に「 きめ細かな学習指導や教育の情報化の支援等のため事務部門の教科対応を行う学校への加配」(いわゆる学校事務の共同実施加配)がある。
 
栄養職員 単独校及び共同調理場の定数改善(単独校549人以下の学校4校に1人,単独校550人以上の学校に1人
それ以外に
児童生徒の食の指導への対応を行う学校への加配
小計 (36) 県費負担教職員 計
技術員
給食調理員
小計 (5) 市費負担職員 計
41
★★上記、以外にもそれぞれの事由に基づき、非常勤講師などが配置される
国際理解教育担当
非常勤講師
小学校全校に配置。外国人の方で、英語をメーンにして会話しながら、それぞれの出身国の文化の紹介などを行う。
初任研担当
非常勤講師
初任の教員がいる場合に配置。
A小では、初任者が1名なので、1名の配置
日本語担当
非常勤講師
外国人や帰国女子が在校している場合に配置。
A小では今年は該当なし
学校生活支援員 保護者の介助を要する生徒の負担軽減を目的
1生徒に付き 年間40日以内、他に引率行事などの配置あり
A小では今年該当なし
保健室登校子ども支援員 保健室登校の生徒がいる場合に配置。
養護教諭経験者が半年間に1回半日(4時間)単位、30回以内(年間60回)
A小では今年該当なし
スクールサポート授業による非常勤講師 1〜2学年の学級規模の多い学校に9月から配置。
A小は今年は該当なし


中学校の場合(2004年度−平成16年度)

★ある中学校の例(B中学校)

生徒数   普通学級 個別学級数(特殊学級) 学級数 計
約860名 23学級 2学級 25学級

校長
教員 36
教職員定数配当規準表による配当

教職員定数配当規準表では、学級担任+専科教員の配置は
学級数 教員 配置
4〜7 学級担任+5(副校長+4)
8〜9 学級担任+6(副校長+5)
10〜13 学級担任+7(副校長+6)
14〜15 学級担任+8(副校長+7)
16 学級担任+9(副校長+8)
17〜18 学級担任+10(副校長+9)
19〜21 学級担任+11(副校長+10)
22 学級担任+12(副校長+11)
23〜25 学級担任+13(副校長+12)
26〜28 学級担任+14(副校長+13)
29 学級担任+15(副校長+14)
30〜31 学級担任+16(副校長+15)
32〜33 学級担任+17(副校長+16)
34〜38 学級担任+18(副校長+17)
個別学級担任2名 + 個別支援学級補正で 1 
指導力方法の工夫など個に応じた教育の展開
 ○ティ−ムティーチングの導入等(T.T)(第6次定数改善計画)
横浜市では、ほぼ学級数の多い学校からT.T、少人数授業の教員を配置してきた。

2004年度の横浜市全体の配置人数(中学校)

T.T 少人数
138 215 353
横浜市立中学校は145校なので平均すれば各校にT.T1人、少人数1.5人で計2.5人が配置されていることになる(あくまでも平均だが)
少人数授業などきめ細かな指導を行う学校の具体の取り組みに対する支援(少人数授業)(第7次定数改善計画)

習熟度別指導の問題についてはここはクリック
生徒指導専任
(42) 教員 小計 (B中の教員一人当たりの生徒数は約20人)
養護教員 中24学級以上複数配置
児童生徒の心身の健康への適切な対応を行う学校への加配も制度としてはある。
学校事務職員 21学級から複数配置。

それ以外に「 きめ細かな学習指導や教育の情報化の支援等のため事務部門の教科対応を行う学校への加配」(いわゆる学校事務の共同実施加配)がある。
栄養職員 横浜市では、中学校給食を実施していないので、国の規準がありながら未配置
小計 (47) 県費負担教職員 計 
技術員
給食調理員 横浜市では、中学校給食を実施していないので、未配置
小計 市費負担職員 計
合計 49
★★上記、以外にもそれぞれの事由に基づき、非常勤講師などが配置される
免許外教科解消
非常勤講師
やむを得ず免許教科外教科が生じる場合配置1週18時間以内)
初任研担当非常勤講師 初任の教員がいる場合に配置  1週13時間以内
B中では2名の初任者がいて、2名の配置
英語指導助手(AET) 語学指導を行う外国青年招致事業として97年度から実施、当初は地公法上の特別職だったが今年度から民間委託(派遣)  週2日はベース校、1日単位で2〜3の他校を兼
スクールカンセラー 臨床心理学士  年間280時間(4時間×70回または8時間×35回を原則……週1回か2回の勤務)
学校生活支援員 多数 保護者の介助を要する生徒の負担軽減を目的
1生徒に付き 年間40日以内、他に引率行事などの配置あり
保健室登校子ども支援員 保健室登校の生徒がいる場合に配置。
養護教諭経験者が半年間に1回半日(4時間)単位、30回以内(年間60回)
部活動指導者 1回2時間(運動部年60回、 吹奏楽24回、その他の文化部年12回)

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