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神奈川県教委は、新たな人事評価システム試行の実施校の教職員及び管理職対象のアンケート調査を実施することとしています。そのことについて、県教職員連絡会は県教委に要請書を提出しました。 |
2002年10月18日
神奈川県教育庁管理部教職員課様
子どもと教育・くらしを守る
神奈川県教職員連絡協議会
教職員の新たな人事評価システムに関するアンケート調査(案)に対する要請書
貴委員会が日頃から神奈川の教育の充実と発展のため努力されていること敬意を表し
ます。
さて、この度「教職員の新たな人事評価システムの試行」実施校の教職員および管理
職対象のアンケート調査の実施について、この間のシステム導入の県教育庁の意図した
目的が果たされたかという検証があって然るべきという考えから、以下のような項目を
追加されるよう要請いたしますので、ご検討いただければ幸いです。
1、目標管理手法の導入によって
(1) 学校目標やグループ目標をふまえて、活動した結果、以前にもまして、教職員
の連携・協働による組織的な取り組みが進み、学校組織が活性化されたか。
(2)教職員自身が業務の課題や目標を明らかにすることと、校長や教頭の指導・助
言などを通じて、教職員自身が創意工夫しながら主体的な取り組みを行うように
なり、資質能力の向上がはかられたか。
(3)以前にもまして計画的・自律的な職務遂行意識が強まったか。
2、管理職による数値式評価・段階的評価の導入によって
(1)評価対象者が以前にもまして、生き生きと教育活動に励むようになったか。
(2)以前よりも、管理職は個々の教職員の特性を把握できるようになったか。
(3)評価者と評価対象者の関係が以前にもまして良いものになったか。
(4)評価対象は妥当なものであったか。(教育課程外の部活動など)
(5)開示された評価は妥当なものと受けとめられたか
3、新しい人事評価システムの試行を行うことによって
・学校の教職員が一丸となって、教育課題に取り組むようになり、学校全体の教育
力が向上したと実感できたか。
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